KYOTO ARTZONE
KAGURAOKA

第4回PATinKyoto
京都版画トリエンナーレ2025
(4/15-5/11)サテライト企画
小野耕石展
第2回PATinKyoto
京都トリエンナーレ大賞受賞者
3月22日(土)~4月6日(日)
13:00-19:00
※最終日17:00まで
定休日:火・水・木
コメント
僕が京都版画トリエンナーレに参加したのが2016年でした。このときに出品した作品がHundred
Layers of Colorsシリーズです。この作品を制作するときには、インクを刷り重ねながら絵画的
な感覚を使用することを意識していました。2019年から制作を始めたLooprintシリーズでは、作
品は何をもって完成となるのか?というテーマを「ただ四角い色面を刷る」行為に絞り、その-
何か-をあぶり出そうとした試みです。その後、次点(D.K.D.K.D.S.d.)シリーズでは、僕の表現
が扱っているのは「点」であることに注目し絵画的な面にたどり着くわけではない、点の次の可
能性を「線」以外に発見することを意識しています。作品を創るという行為の中で自分自身の自
作に対する解釈の移り変わりも見えてくればよいかなと思っています。その他にも行為自体の物
体化を実現したNEW ENLIGHTENMENT。頭蓋骨を支持体に、制作時のアイデアを次の作品に反
映し転がしていくInducerシリーズなども出品します。
プロフィール
1979年岡山県生まれ。2016年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修士課程修了(版画研究
室)。学生時代に蛾の鱗粉や苔などから発想を得て、視覚的よりも触覚的な作品を目指し、絵の
具と版表現の持つ可能性を探る。現在は行為・点・時間などを制作時のテーマとしている。近年
ではYOKOTA|TOKYO、養清堂ギャラリーなどで新作を発表。2020年には北九州市立美術館で個
展、2019年にはセゾン現代美術館で2人展を開催。アートオリンピア2024 Michael W. Schneider
審査員特別賞。PAT in Kyoto 第2回京都版画トリエンナーレ2016大賞。VOCA2015 VOCA賞受賞
第4回PATinKyoto
京都版画トリエンナーレ2025
(4/15-5/11)サテライト企画
・小野耕石展 3/22(土)~4/6(日)
第2回PATinKyoto京都の大賞受賞者
・入江明日香展 4/11(金)~4/27(日)
・武田史子展 同 上
・芦川瑞季展 5/3(土)~5/18(日)
・宮本承司展 同 上