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二階武宏木口木版画名作展

4月30日(土)‐5月15日(日)

11:00-19:00(最終日17:00閉店)
水・木定休

木口木版画はビュランという彫刻刀で椿や柘植の木の断面を彫りすすめる手間暇のかかる版画である。
彼の作品を初めて見たのは精華大学の卒業制作展でだが、バイクの連作作品であった。
メカ好きが附属物を一杯装着し改造したような不思議なバイクで密度の高い鋭い表現に新鮮な物を感じた。
それ以来彼の作品に注目してきたが彼の腕はますます冴えて魔法の手を得たかのように超絶技法を駆使し詩的情緒的感覚を超越した作品、例えばおどろおどろした有機的化身の内臓にメカニカルな無機的装置を具備した怪物を事細かく描きつくすのである。
サブカルチャー世代の作家といえる彼の作品に魅了され2013年に二階武宏木口木版画全作品集を刊行した。
彼の作品の愉しみ方は作品のディテールを事細かに見尽くすことだ。
その細部から又いろいろなものが見えてくるはずだ。